花粉症・アレルギー性鼻炎とは?

アレルギー性鼻炎とは?

よく耳にする花粉症とは、アレルギー性鼻炎の一種です。アレルギー性鼻炎とは、鼻から吸い込んだ異物(原因物質=アレルゲン)を除去しようとする生体反応です。そのアレルゲンが花粉の場合を花粉症と言います。主なアレルゲンとしては、スギ、ヒノキ、シラカバ、イネ、ブタクサ、ヨモギなどです。これらは季節によって飛散時期も異なるため年中症状があることはありません。

主な飛散時期は以下。

1月~5月スギ、2月~5月ヒノキ、4月〜6月シラカバ、4月〜10月イネ、8月~10月ブタクサ、8月〜9月ヨモギ

花粉とは異なり、ダニや家のホコリ(ハウスダスト)がアレルゲンの場合には、通年性といい年中症状が続くことがほとんどです。アレルギー性鼻炎の患者様数は増加傾向にあり、発症年齢も若年化していることがわかっています。
アレルギー性鼻炎になる人とならない人がいます。それは、このアレルゲンに対して過剰な反応を生じているかどうかによるわけです。アレルゲンが鼻内から入ってアレルギー反応が起きる(これを感作されるといいます)人は、スギ花粉やダニでは約50%と言われています。感作されている人の約50%に症状が生じると言われています。主な症状はくしゃみ、鼻水、鼻づまりです。またどんな人が感作されてしまうのかなどは、いまだによくわかっていません。

くしゃみ、鼻水、鼻づまり。すべて同じように思えますが実はくしゃみ・鼻水と鼻づまりは発症する経路が違うのです。そのためそれぞれの症状に合わせた処方が必要になります。内科や皮膚科でもアレルギー性鼻炎の処方は可能ですが、直接鼻を診察することができないため細かい薬のコントロールは難しいことが多いです。そのためにも耳鼻咽喉科にて診察をしてもらうことが重要です。以下のサイトにガイドラインが記載されていますので気になる方は参考にしてみてください。

鼻アレルギー診療ガイドラインー通年性鼻炎と花粉症ー-2016年版-アレルギー性鼻炎ガイド-2009年版-

花粉症自体を完治させることは今の医学では困難です。最新の治療として舌下免疫療法というものがあります。先述のようにアレルギーとは、原因物質に過剰に反応してしまうことが原因です。その原因にあえて普段から晒していくことで身体を慣れさせてしまおう(免疫寛容)という治療なのです(減感作療法といいます)。この治療は以前からあったのですが、花粉が飛散していない時期に最初は週1回程度通院して注射を打たなければなりません。全体では3年から5年程度の通院が必要となり、なかなか続けることができない患者様もいらっしゃいました。そこで登場したのが注射ではなく、舌の下に薬を投与する舌下免疫療法という治療法です。現在、スギとダニの治療があります。それぞれの治療には長所短所がありますので、ご相談させていただいた上で治療法を決定していただきたいと思っています。

以下のサイトから閲覧することができます。

アレルギー性鼻炎に対する舌下免疫療法の指針
この記事を作成した医師のご紹介

水島耳鼻咽喉科 
副院長 水島豪太

2009年 日本大学医学部卒業。大学病院および市中病院で研鑽を積み、カリフォルニア大学サンディエゴ校(UCSD)への留学を経て、2016年7月より水島耳鼻咽喉科副院長に就任。

市川大野駅から徒歩2分。
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